～疾風れエロス～

ペット目線のローアングル写真集「Pet's Eye」_アキバブログ



あぁ･･･神さま･･･。



もし、

生まれ変わる事が出来るならば、

わたしは犬になりたい。






初めてみる風景だった･･･。

そう、

犬は少女の4歳の誕生日プレゼントとして

家族の一員に迎えられたのだ。



犬は「ケン」と呼ばれる様になっていた。

それが自分に付けられた名前なのだとわかったのは、

もう暫くしてからだった。



少女が小学校に入学した。

ケンは2歳になった。

毎日、少女が学校から帰るときには

シッポを振って喜び、

少女を家へ迎え入れた。



少女が9歳になってからは、

毎日散歩に連れていってもらった。

少女と一緒に歩けることが

ケンにとっては

ただ、ただ嬉しかった。



少女は中学生になった。

いつの間にかケンも8歳になってしまっていた。

少女はテニス部に入部した。


帰宅も遅くなり、

ケンはお母さんと散歩する様になっていた。

それが、少し寂しかった･･･。



少女が高校生になり、

初めて彼氏が出来た。

ケンは初めて見る男に必死に吠えた。


お爺ちゃんながらも必死に吠えていたら、

何故だろう･･･。

少女に頭を叩かれてしまった･･･。



部屋で少女が泣いていた。

なぜ一人で泣いているのか

ケンには見当もつかなかったが、

近くで丸くなっていたら少女に頭を撫でられていた。






最近、呼吸をするのが辛い･･･。

散歩に行くのも嬉しいはずなのに

体が言うことを利かなくなってきた。

苦しいなぁ･･･。



いつもの様に外で寝ていたはずなのに、

気がついたら家の布団の上で寝ていた。

でも、知らなかった。

布団ってこんなに気持ちいいんだなぁ･･･。



･･････

どうしたんだろう･･･。

皆がわたしの周りに集まって、

何か声を掛けているみたいだった。


でも、ごめん。

よく　聞こえないんだ。

もう　見えないんだ。



･･･なんだろう･･･。

暖かい･･･誰かに抱き寄せられている気がする。

少女だったら嬉しいのになぁ･･･。



あぁ･･･凄く･･･眠くなってきた･･･。

なんだか･･･疲れたなぁ･･･。

明日もみんなと一緒にいられたらいいなぁ･･･。

おやすみなさい･･･。












ははははははは。

ただのパンチラ画像からここまで妄想できた自分に

ホント吐き気がするｗｗｗ






それでも、犬って良いなぁ･･･。



子供が生まれたら犬を飼いなさい。 　
　 　
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。 　
　 　
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。 　
　 　
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。 　
　 　
そして子供がおとなになった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。 　



たしか、イギリスのだったと思うけど、

これも良いことわざだねぇ･･･。