～疾風れエロス～

前回～その①～
<ターゲット>
・素晴らしき日々～不連続存在～サウンドトラックCD
・空気力学少女と少年の詩_CD
・ナグルファルの船上にて_CD
・秋葉原電気外祭り2010 SUMMER_公式ビジュアルブックレット
・秋葉原電気外祭り2010 SUMMER_公式テレホンカード
・秋葉原電気外祭り2010 SUMMER_素晴らしき日々テレホンカード
・CHU×CHUアイドる２_OPTHEMESONG＆PREVIEWBOOK

11:04～
スネ○クは苛立っていた。

未だに、１階の列から２階の会場へ抜け出せないこと･･･。

夏コミじゃないからといって、

電気外祭りをナメてしまっていたこと･･･。

微妙に暑いこと･･･。

全てに憤りを感じていた。



11:12～
「それでは、ここまでの方は２階へ上がって下さい～」

「はぁ～い♪」

右手を大きく上げ、

ルンルン気分で階段を駆け上がるスネ○ク。

とても嬉しそうだ･･･。






しかし･･･。

地獄はそこで終わりではなかった･･･。



２階に待ち受けるは６列横隊の人数がざっと８０人ほど･･･。

そう･･･。

この試練を乗り越えなければ

会場の中にすら入れないのだ。



「マジでか･･･もっふぅ･･･」

一瞬立ち眩みがした･･･。

体は正直だ。

これ以上、補給・休憩なしで並び続けることを拒んでいたのだ。



負けてたまるか･･･。

希実香が･･･。

「オレの希実香が待ってるんだーー！！」



そこからは我慢勝負だった。

イヤホンからひたすら「KOTOKO」と「Rita」の曲のみ垂れ流して、

英気を養った。

昼飯などいらない。



12:07～
「それでは、先頭から10名の方は中にお進みくださ～い。」

キタッ！！

2時間以上掛かったが、

ようやくその時がキタッ！！

財布を用意し、

準備万端で戦場に向かうスネ○ク。

そう。

決して、失敗は許されないのだ。



戦闘方法は簡単。

商品がテーブルにズラーっと並んでおり、

その場にはスタッフが待機。


列の前から一人ずつ

テーブルにいるスタッフに欲しい物を言う。

それだけだ。

ちなみに、
ケロＱの出品内容はというと

◎由岐　洋服カバー 5,000円
◎由岐ティッシュボックスカバー 2,000円
◎希実香ティッシュボックスカバー 2,000円
◎羽咲ティッシュボックスカバー 2,000円
◎由岐ストラップ 1,000円
◎希実香ストラップ 1,000円
◎羽咲ストラップ 1,000円
◎素晴らしき日々　校章キーホルダー 1,000円
◎素晴らしき日々　サウンドトラックＣＤ 2,500円
◎音楽ＣＤ『空気力学少女と少年の詩』 1,500円
◎音楽ＣＤ『ナグルファルの船上にて』 1,500円
しゅぷれ～むキャンディ　サウンドトラックCD 3,000円
音楽CD『テレビの消えた日-光差す世界/君と二人で-』 1,000円
音楽CD『√aaa-夢のスガタ-』 1,500円

※◎は素晴らしき日々関連グッズ



要は「ＣＤください」と言うだけだ。

何も悩む必要などない。






「いらっしゃいませ。何の商品になさいますか？」

「すば日々関連一通りください」

「へっ！？」

「全部です。

そこの服カバー含めて全部ください。」

「あっ、はい。かしこまりました。」



脳味噌が腐っていたんだろうか。

気が付けば2万円が消え去っていた。









でも･･･。

一瞬、本当に一瞬だけ･･･。

勇者になれた気がしたんだ･･･。



ミッションはまだ続く･･･その③へ。