～疾風れエロス～

タイトル：ゴスデリ-GOTHIC DELUSION-
メーカー：Lose

『シナリオ』
☆★★★★
シナリオは「本編：七海真咲／Ｈシーン：樹原新／ポチくん／進行豹／ブレイズ」氏。

～あらすじ～
新米教師、不可咲貴路の受け持つクラスは
学級崩壊を起こしていた。

失意の中帰宅する途中、
少女から奇妙ないたずらを受ける。

自分を人間ではないと主張する少女ローは
何者かに追われているという。

夜中に一人放っておけるはずもなく、
少女を交番まで送り届けるのだが･･･。


ルートには選択肢が一つもなく
ただ一本道。

７時間もあれば十分クリア出来てしまうでしょう。

物語の流れは

出会い→進展→敵襲→
　　　迎撃→勝利→増援→強化→勝利

と王道をなぞっており、
楽しんで読むことが出来ました。
ラストの「絶火戦」以降はBGMも相まって非常に燃えます。

しかし、
そのままエンディングを迎えてしまったことが
物凄く残念･･･。


　・部屋に設置した冷蔵庫はどうなるのか。
　・腹痛を訴えていたいつきはどうなったのか。
　・管理人さんの今後の立ち回りは。
　・八宵は元気でやっているのか。
　・勝利してからローと貴路はどうなった。


などなど、
張り巡らせた複線が未回収のまま終わっています。

意図して未回収なのかは知りません。

「ある道の終わりは、
新たな道の始まりだ。」(epより)

続編でも出すつもりなのでしょうか･･･。



･･･にしたって短か過ぎるだろう！

『キャラクター』
☆☆☆☆☆
「ロー」>>>>>>>>>
「八宵」=「遥」=「レイミア」>>>「スミス」

ロー：ゴスロリ幼女
我が理想郷。

完璧過ぎるロリぃな容姿を持ち、
萌え萌えボイスにｷｭﾝｷｭｷｭﾝ！！
トドメにﾌﾘﾌﾘ～♪ゴスロリ服。

俺を殺す気かッ！！

遥：完璧な同僚
しっかり者の女教師。
たまに暴力的な言葉を使ってしまうところが
また可愛いお人。

八宵：ツンデレいじめッ娘
いじめっ娘八宵ちゃんの凄さは、
デレ期に入ってからが本領発揮です。

休み時間になれば
「せんせぇ～♪」
と股間を擦り付けてくるんだ。

代われよ、こん畜生！！

レイミア：ポッと出ゴスロリ少女
終盤に突如登場してきたゴスロリ少女。
ゴスロリ美少女という最高の素材を持ちながらも、
登場から十数分で儚く散っていった彼女。

あまりに不憫だ。

スミス：スーツガール
あんまりツボらなかった。
パンツスーツはいかんよ。

スカート履こうぜ！！



貴路：主人公
本作の主人公。

いつも何かしら悩みを抱えている苦労人。

せっかく終盤で驚異的な力を手に入れたにも関わらず、
物語自体が終わってしまい
ロクに発揮も出来なかった･･･これまた不憫な人。

絶火：どこか憎めない宿敵
標的以外はあっさりと見逃してくれる、
意外と良い人。

自らの信念に生きており、
2枚目だけど結構格好良い。

塞門：絶火のお供
Fa□eのバーサーカーと被る気がするのは
私だけ･･･？

『グラフィック・サウンド』
☆☆☆☆☆
<グラフィック>
原画は「Cura」氏が担当。

素晴らしいロリ絵師だッ！！

また、ゴスデリは
演出効果が他の一つ上を行っています。

・やたら綺麗なメーカーロゴ
・立ち絵を一切使用せず、全てをＣＧで表現
・戦闘中の魔法や火花などのド派手な演出
・食べている重箱のオカズが減っていくよ！！

<サウンド>
主題歌の「Lunatic delusion」が
ノリが良くてイィ！
また、戦闘シーンの随所で流れる
「月槍」「ABSOLUTE」
も物語に良い味を出しています。

声優さんは
ロー役に「鈴田美夜子」さん。
可愛い過ぎます。
なんかもう犯罪です。
犯罪起こしちゃいそう･･･(ry

遥役には
最近お馴染みの「かわしまりの」さん。
この声聞いてると
なんだか落ち着くわぁ･･･。

『システム』
☆☆☆★★
ディスクレス可。
オート速度設定可。

「栞をはさむ」を押すと自動で
セーブが新規作成されるため
慣れるまではちょいと不便。

各章にジャンプ出来る機能は結構便利。

ＣＧ鑑賞が未搭載だが、
今後パッチでの対応を検討中なのだとか。
(7/27追記)
簡易ＣＧ鑑賞に対応しました。
対応の早さビックリ。

『実用度（エロ）』
☆☆☆★★
ロー：4(本番：4)
遥：2(本番：1)
レイミア：1(本番：1)
スミス：1(本番：1)
八宵：2(本番：2)

物語の内容に関係なく、
回想シーンが追加されるため
設定に結構無理が利きます。

シーン内容も結構濃い目で良い感じ。

<オススメシーン>ローと初体験と後背位
ロー「んっ･･････んみゃぁっ！
いいぞ、すごくきもちいいぞ」

Ｈシーンに関しては今後も
１月１シーンずつ追加予定とのこと。
期待して待つべし！　

『総合』
68点

なんというか･･･
圧倒的にボリューム不足です。

ストーリー・回想共にあと２倍はあれば
名作ランキングトップ３にまで登り詰められた作品だっただけに、
非常に残念･･･。

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